先輩インタビューINTERVIEW

幼い頃からものづくりがそばに。
人間の感覚が重要なのが
板金の面白み。

板金部 板金チーム / 2018年入社(2年目) 須藤 真紀

―板金を仕事にしている女性はとても珍しいと思いますが、どのようなきっかけで入社しましたか?
小さい頃からものづくりが好きで、高校卒業後の仕事を探したときに宇賀神電機を知って見学に来ました。いろいろな業務を見た中で、板金が一番楽しそうだと思って決めました。

―そうだったのですね! どんなところが魅力的に見えましたか?
配線などの細かい作業が好きではないので、大きな鉄の板を曲げる仕事が単純に面白そうに見えました(笑)。家では父が日曜大工で大きな棚などをつくっていたので、その影響もあるかもしれません。

―実際に入社してみて、板金の仕事はいかがでしたか?
今まで持ったことのない鉄が重くて重くて! 最初は本当に大変で、続けられるか心配になりました。でも少しずつ慣れましたし、板金チームのみんなも優しくて、自分もここでがんばっていこうと思えました。今はもう板金から異動したくないですね。

―板金チームが担当するのはどのような工程ですか?
ざっくり言えば、盤の箱の部分をつくる仕事です。大きな鉄の板からパーツを取って、曲げたり穴を開けたり溶接したりします。そのような作業だけでなく、機械に指示を出すデータも作ります。私は曲げる仕事がメインで、溶接はまだ練習中です。

―板金チームの雰囲気はいかがですか?
10人くらいいる中で女性は私だけですが、みんな仲が良くて楽しいですね。仕事中はいろいろな場面で気にかけてくれます。

―板金のお仕事の面白さや難しさはどのようなところだと思いますか?
板を曲げるのに機械を使いますが、工作機が最新のものでも感覚的な部分が必要になってくるところですね。同じ作業をする同じ機械であっても微妙な差が生まれるため、機械のくせを見抜く必要がありますが、最初はその感覚が全然つかめませんでした。そこが難しいところであると同時に面白いところでもありますね。

―これからの目標はありますか?
板金の工程をすべて一人でできるようになることです。一通りできるようになるまで10〜15年はかかると言われているので先は長いですが、簡単にクリアできてしまうような仕事は面白くないですしね。

―後輩へのメッセージをお願いいたします。
新しく社会人になるには、学校とは違うという意識の切り替えが必要になってくると思います。ただ、あんまり重く考えすぎると苦しくなっちゃうし、周りにも心配させたり気を使わせたりしちゃうので、前向きな姿勢をもって、楽しく明るく仕事に取り組むことが大事だと思います。

―須藤さんのように楽しく働けることが理想ですね。ありがとうございました!

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